それがたとえ夢だとしても

これ以上好きにならないなんて 言わないよ絶対

時を超えて甦るスクラップ・ティーチャー

 

 

 

今だから言えること。最近JUMP熱が上がりもう完全なるファンとなった私ですが、実はそのずーっと前から(正しくいうとデビューの頃から)大体のドラマは観ていたし音楽は知ってたんですよね(仲のよい友人がJUMPさんを好きだったおかげかも?)。そうだったので、彼らの歴史をたどるという意味でドラマを観返してみたんですよ。そこで今回は有岡大貴・中島裕翔・山田涼介・知念侑李が出演した「スクラップティーチャー」について書いてみたいと思います。

 

まず第一話を観て一言。「何この懐かしさ!!私全話リアタイしてたじゃん!!結構毎週楽しみにしてたよこれ!!」…驚いた。確かにあーいうドラマあったよね、くらいで終わると思ったのに。まだ中学生だった自分を思い出して照れくさくもあり、懐かしさで胸がいっぱいになりました。(やっぱり観るドラマは昔を思い出すときに非常に重要であることを再確認。だからやっぱり迷ったらなんでも観ておくべきなんだなぁ)

 

優等生の中島裕翔 as 久坂。少しぷっくりしてて冷めていて厳しい言葉を投げかけるスーパー中学生のひとり、山田涼介 as 高杉。個人的にビジュアルが超好みのあの頃から爆モテ有岡大貴 as 入江。小さくて可愛い顔してるのにさらっと毒舌・驚異的な身体能力をもつ知念侑李 as 吉田。一見やっていることは常識を一切無視しているように見えるけれど、それは彼らの信念のもとに腐った教師を変えるためやっていること。結局助けてくれるし皆のことをいろんな深い意味で思いやってくれるスーパー中学生。人を、先生を信じることを一心に引き受ける久坂。当時は「すごいなぁ」とか「なるほど…でもやりすぎじゃないの?」くらいの感想しか浮かばなかったけれど、今となっては少し見方は変わりました。

 

まず素直に彼らが若いころ(今でも若いけどそれよりももっと幼い)の顔だったり声だったりを楽しむことができた(笑)裕翔はあの頃からすっとしていて画面越しでも真面目なのが伝わってくる。あきれるほどまっすぐで、その彼がのちに水球ヤンキースでこれまた真っ直ぐな役をやることになるとは…(真っ直ぐなところしか共通してないけど)。やまちゃんはもう、その、イメージのままっていうか。後々少しずつ修正はされていったけれど、私の中の山田涼介のイメージはこのドラマで形成されていたんだな、という印象でした。「こういうかっこつけた役、冷めていて上から目線の役をこの歳でできる人」というのが彼の最初の印象。あの容赦ない厳しい言葉、「僭越ですが」「無様だ」のセリフはやっぱり忘れられなかった。大ちゃんに関しても同じ…と言いたいところではあるけれど、観返して思い出したことがひとつ。「私たぶんこの人一番好きだった!!」有岡大貴、という認識はあまりなかったけど(知っていたけどたぶんドラマに想像以上に熱中していて記憶があまりなかった)あの髪型、話し方、高杉ほど厳しくない、でも冷たい言葉を放ち、色々男っぽい(万引き事件で杉先生がボコボコにされていたところに助けに来たとき、校長先生とのテニス対決等々)彼。昔の自分よ、よく考えてみろ!イケメンの要素しかないじゃないか!あの頃に惚れててくれよ!!…なーんて考えてしまうほど入江にぞっこんでした(笑)ちぃのイメージはそのままかなぁ。髪がストレートでサラサラしてて長めで、笑うとめちゃくちゃ可愛い小さな子(それに加えて植物を大切にするメルヘンチックなところがあるなんて可愛すぎて吐血しそう)。もうその頃私は嵐ファンでおそらくちぃが大野さんのことを大好きなのは知っていたような気がするから、そういう目線で見ていたのかも。今となってはもう可愛い、の一言しかないです。あとは驚異的な身体能力。いつみてもすごいなぁ、と。

 

 

色々言ってきましたが、つまりは『彼ら4人のイメージはすべてこのスクラップ・ティーチャーというドラマで形成された』ということです。もう感謝しかない。このドラマ大好き。

 

あとひとつ。言うまでもありません、主題歌ですよ!!「真夜中のシャドーボーイ」!!これを聴いたら一発でこのドラマを思い出す。すごい威力をもった歌。だっていちおう学園ドラマで一切彼らの恋模様は描かれないのに歌詞は恋愛っていう時点でもうパンチがあるのに、あの素晴らしい曲調!かなり短いのに相当な破壊力を持ったイントロ!背伸びした歌詞!!特徴的なフリ!!白状します、たぶん私歌番組で披露したとき無意識に全番組網羅してたんだと思います!!超がつくほどあの曲大好きです!!

 

…と脱線しましたが、とにかく私のなかで勝手に甦った「スクラップ・ティーチャー」はあの頃よりもキラキラ輝いていて、色々な意味で傑作だったんだなぁと思いました。あのドラマに出会っていてよかった。すべてが今に繋がっているんだとしたら、これは重要なターニングポイントだったはず。昔の自分に感謝しながら、たびたびこのドラマを振り返っていきたいと思いました。