それがたとえ夢だとしても

これ以上好きにならないなんて 言わないよ絶対

近づくその日の前に~Candle PV案~

 

 

もし山田涼介が作詞を担当した曲「Candle」でPVを作るとしたら…そんな私の妄想の塊とも言えるような案です。

 

◇衣装

基本的に2パターン用意。後述のストーリー設定で詳しく記述するが、彼女から結婚すると報告を受けたあたりの日と当日というイメージで撮りたいため。当日は黒のスーツ。(おそらくそれが一般的な結婚式に呼ばれた者の正装だと思っているのだが)その前は白基調。smartのライブで着ていたような衣装、もしくはいわゆる王子様みたいなフードのあたりに白い羽がついた服。簡単に言うならChau#の衣装を白くして飾りをもう少し控えめにようなイメージ。

 

◆設定

大きなテーマは「本当は彼女のことが好きだった」「でも僕は君の幸せを願うよ」。昔から好きだった彼女から結婚するという報告が来て、驚きと切ない気持ちを抱えつつも結婚式には行くと返事を送る。で、そのしばらく後(結婚式がまぁまぁ近づいてきた頃)電話する。そこで楽しそうな君の声を聴く…それまでが一番の設定。

二番は結婚式当日。夜が明けて家の扉を開けるとこから始まる。勝手な意見だけど、この曲の切なくて、でも温かい核の部分は「綺麗だよ、おめでとう…」と大サビ、ラストサビに凝縮されてる気がする。きっと彼は本当にそう思っているんだろうし、祝福している。そこに醜い感情なんて一切ない。でも、でも…きっと今にも壊れそうな脆い心で、その姿を潤んだ瞳に映しているのかなて。そんなところを切り取りたい。

 

◇イントロ

人っ子一人いない夜の道、街灯が何個か等間隔で並んでいる。(白い光の色)雪が降り始めたそこを真っ直ぐに歩いていく後ろ姿が映る。(やっぱり山田さんなのかな。でも裕翔もいいな)最初の何秒か(始まりの無音+イントロの最初)に映る。その間はメンバー全員のカット(1人0.5秒くらい?)山田さんのフェイク。

 

◆Aメロ-①

夜の空 滲む光を 肩すくめ見上げている

あの日にはもう巻き戻せない 悲しみ見ないようにして(山田)

 

暗闇の中で白い雪がぽつぽつと降っている。まだ降り始めたばかりなのでほんの少し手すりや階段に雪が載っているだけ。街頭に照らされるため雪が見える。現在+回想。

階段に腰掛けて薄明かりに照らされる。哀しい瞳で手を広げそこに落ちては消える雪を見つめる。階段のイメージはディズニーシーのタワテラに行く途中にあるお店の階段。回想には明かりのほとんどない部屋で机の上にある時計を持ち上げている映像。このときは歌ってない。現在と回想を何コマかに分けて繋ぐ。

 

◇Aメロ-②

街中が煌めいている(薮) 僕の思いを探して(有岡)

「何してる?」って電話した向こう(八乙女) 誰かと笑う君の声(高木)

 

薮くんは夜の(小さな遊園地の綺麗にライトアップされた)メリーゴーランドを見つめる。メリーゴーランドは映画「抱きしめたい」に出てくるもののイメージ。

お店のウィンドウを立ち止まって見る有岡くん(どちらかというと歩いていて視線をふいに横にずらしたらそこに目が離せなくなった、みたいな)。暖色系の優しく温かい光の色。窓の部分が多めの雑貨のお店のイメージ。陽だまりの彼女で2人が行ってた雑貨店とCDショップを合わせた感じ。

 

 

床に座って壁にもたれかかる光くん。部屋は暗い。部屋の色のイメージとしてはコンクリートの地下駐車場のグレーが少し暗くなった感じ。外から漏れてくる街の光(白)と月でかすかに照らされてる。

間に壁はあって背中合わせで彼ら2人が両方映ってるカットはないけど光くんは左向き、ゆうやは右向きで背中合わせ風。(ゆうやも同じ)ゆうやが床に置いた手(軽く握って人差し指だけ軽く伸ばした状態)のアップで次のコマに行く。

 

◆Bメロ

「よかったね、じゃ…またね」(中島)

 

「よかったね」のところはスマホを耳に当てて話してる後ろ姿(顔は見えずシルエットだけ。外にはちらほらと雪が降っている)間にゆうやとのつながりをいれたいから、一瞬だけ裕翔がスマホを耳から離して床に置いたシーンを挟む(まだスマホは手の中にあってその手を投げだしたという感じ)。「じゃ…またね」のところは普通に歌っているけど裕翔は切のところに触れられなくて指がその空中で止まってるんだけど画面は「通話終了」に変わってしまって(=相手から切れた)それに悲しそうな、嬉しそうな表情をする裕翔。

 

◇サビ

幸せ願えるよう 僕にできること

君と見た夢乗せる 星がこの手に落ちなくても

二度と会えなくても

この笑顔がずっとつづくため

君に向けた想いの灯を 願いこめて消すこと

 

Allメンバー映るけど一人一人のカット。

光くんは床に落ちてるアルバムに手をかけて開こうとするけどそのまま動かず手を離して見るのをやめる。空の映像も挟む。雪はもうや止んでいて星空が見える。

圭人は机に火がついているミニキャンドルを置いてぼーっと見つめてる。片隅に二つ折りのカードが中身が見えないように立てて置かれている。

裕翔はスマホ握り締めたままベランダに出て遠くの光を見ながら歌ってる。

伊野尾さんはミニキャンドルを見つめて歌ってる。キャンドルの光にぼんやり照らされて綺麗に撮れそう、というか絶対見惚れるようなカットになりそう。

ゆうやは床に座ったまま置き時計に手を掛けて見つめてる。

知念くんは薄暗い部屋にある鏡を見つめて少し悲しそうな顔。真夜中のシャドーボーイのゆうやみたいな。

山田さんは座ってた階段から立ち上がって道を歩いてる。

薮くんは片手を広げて二枚分の遊園地のチケットが見えるんだけどそれが透けて一枚の(それも使用済みの)チケットになるのを見つめる。

有岡くんは光り輝いているお店の脇を歩いている。

 

 

◆Aメロ(2コーラス目)

悲しみはもういらないよ(知念) 閉じた瞳の奥には(岡本)

ほら新しい灯をともしてゆく(伊野尾) 真っ白な君の姿(有岡)

 

夜が明ける。知念くんはスーツを着て扉の前で一回立ち止まり、ふぅと息を吐いて扉を開ける。外には緑が少し見える。

圭人は結婚式場の廊下を歩いてる(手をポケットに突っこんでてもいいな)のを横から撮る。一回しっかり瞬きをする。

いのちゃんは結婚式場の(軽くらせん状になってる)黒い階段を上っているところ。手すりに手を添えながら。

有岡くんは式場の廊下を歩いているところ。ウエディングドレスの裾のカットが一瞬入る。

 

◇Bメロ

「綺麗だよ、おめでとう…」(山田)

 

下を向いてポケットに手を入れて花嫁とすれ違うシルエット。すれ違いざまに彼女に向かって下を向いたまま「綺麗だよ」。向こうから山田くんが歩いてきた時点で花嫁は存在に気づいて「あ…」って感じだけど彼は下を向いていたから自分の存在には気づいていないと思ってる。(でも実際に彼は気づいてる)顔の表情が見えない位置(背中がくっつていない背中あわせ)で前を向いて「おめでとう…」優しい微笑み。花嫁が驚いて振り向いたと同時に振り返らず去る。また黒のシルエット。

 

◆サビ

幸せ溢れるよう そっと見守ってる

君が見る夢つめた 花束がヒラリと舞って

涙浮かべ歩く後ろ姿見つめ

いつの日も君が笑って過ごせますよう

この灯に願った

 

教会or結婚式場でスーツで歌う彼ら。部屋は明るい。三角形とか逆三角形ではなくバラバラに立って歌ってる。ところどころに結婚式でのブーケ投げとかレースが揺れる映像、白いバラとか挟む。

 

◇Cメロ

降り注いでく(有岡)想いはまるで(知念)

涙みたいに溶けたキャンドル

 

もう結婚式は終わり二次会だったり家に帰ったり。夜。

大ちゃんは前に見ていたお店の横を通り過ぎるとき中に砂時計があるのを見つけて立ち止まる。砂の色はピンクか白か。木の色は濃い茶色(こげ茶というわけではない)。俯き気味。

知念くん。皆が盛り上がってる二次会の場から出て(=光が当たる場所から出て)廊下とかの少し離れた薄暗い場所で歌ってる(場所は外というより電気が切れた廊下、とかの方が雰囲気出るかなぁって)。

山田くん。頬のアップで涙が一筋落ちる。手の中にある火のついたキャンドルの根本部分のアップ(玉ボケ希望)。

 

◆ラストサビ

揺れる灯見つめ願うよ 幸せでいるように

遠くから 心から 想っている

だから(山田)君が 辛くなった時は

今までの灯じゃないともしび 君の元へ届けるから(All)

夢を願ってね(山田)

 

涼介のソロパートは1.5秒×8=12秒のメンバーカット。残りの3秒は涼介が(前のゆうやみたいに)壁にもたれかかって足元にはキャンドルが。皆で歌うときになり全員集合。Beautiful Worldの電球の部屋みたいなところにそれぞれ立ってたり座ってたり。ここは自由で面白い気が。電球じゃなくてキャンドルね、この場合。

 

 

◇終わりに

 

このPV構想を考えるのはすごく楽しかったけれど、やはり難しいなと。人数が9人というだけで難しいし、それに加えて歌割りの問題もあって全員を平等に映すのはやはり難しい。そう考えるとやっぱり彼らには踊ってもらってそれをPVにする方が色々な面でいいのかなと思った。もうひとつ。涼介が作詞したCandleの構想を考えたけど、彼の歌詞はストーリー性があるなぁと実感した。

この構想はやっぱり自分が山田担だからきっとそこに重点が置かれてると思うし(自分が好きだなぁと思った歌詞を歌ってるのが多かったというのもある)きっと違う担当さんが書いたら、考えたら面白いんだろうなぁ。あとこれから何年か経った後に見返したらかなり

手直したくなるかも。まぁ、それでもいっか。

 

とにかく、この歌をはじめ彼らの歌が多くの人に届くのを願うだけです。

素敵な歌を届けてくれてありがとう。