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それがたとえ夢だとしても

これ以上好きにならないなんて 言わないよ絶対

Show must go on! すべては、平和のために。

 

『Show must go on! すべては、平和のために。』

 

 

「ジャニワ面白そうだよね~!」「…行く?」「え、本当に?!」…という感じで、応援しているグループのメンバーが一切出演していないにも関わらず、JUMPちゃんが関わったあの世界観を体感したい、舞台を鑑賞してみたいという気持ちで12/24のジャニワに中島担のお友達と観劇させていただきました。その記憶を書き留めておきたいと思い、ここに記させていただきます。レポではなく、どちらかと言えば感想として。

 

※ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

まず最初に、印象に残ったところについて。

出だしのドラム。佐藤さんを真ん中に、Jr.たちが一列に並んでドラムを叩く。最初でその世界観に引きづり込まれた。誰かが狂うことなくぶれることなく…揃ってる。人って本気のパフォーマンスを予期せず見せられると硬直するんだ、と知った。この人たち本気だ、ジャニーズの本気を見せてるんだ…。列がブロックに分かれて前後に動いたりするその動きも綺麗。何だか開演前まで半ば映画を観に来たような気分でいた自分に大きな衝撃を与えていったシーンだった。

 

NEW DAY。いやー中島さんと佐藤さんかっこよかった!プロデューサーの話を聞くか聞かないかで争っている流れで始まったこの曲(たぶん)はお友達から少クラで歌ったのを見せてもらっていたので、曲自体は知っているしそのかっこよさも理解していたつもりだったのに…無理です!降参です!軽く台詞っぽい(どちらかと言えばラップ?)歌詞を歌う佐藤さんの声がかなり通っていて、男っぽくて声が出なかった。彼の声のイメージはもう少し細いイメージだったけれど、お腹から出している結構低めの声で(これはまだ見ぬ景色も同じく)あぁこの方を好きになる人の気持ちも分かる…いい声だ…かっこいい…って軽率に思ってしまった。そして中島さんのフェイク。少クラで観たフェイクもそりゃかっこよかったけど、生で聴くのは、見るのはやっぱり違う…。声の震えが、息遣いが分かる。メロディーを歌う佐藤さんの声に重ねているからなのか何となく儚く感じられてしまう、でもその儚さが彼が演じる役の心の脆さとか危うさを暗示していたのかもしれないな、なんて観劇を終えた今は思います。手を合わせたり肩に手を当てたり、二人だからこそできるダンス・演出がとびっきりかっこよかった。心の片隅でBoy’s Don’t Stopのやまゆとのギラギラキラキラに通じるようなものを感じつつ、やっぱりかっこいいしか言葉がなかった。(語彙力がない)

  

「NOT ENOUGH」。あーっ!きたよこの曲!!あぁ…始まる…ジャニワが始まる…。感謝祭の映像で飽きるほど観ていて(つい最近ではあるけどおそらく気持ち悪いくらい観てた)、大好きな曲だったから流れ始めた瞬間涙が溢れそうだった。スパンコールの輝きが眩しい赤い衣装に白い手袋。列に分かれて踊る揃ったダンス。皆で肩を組んで体を揺らし歌う。台詞。「Ladies and gentlemen! This is Johnny’s World!!」の声。バク転。C&R。ジャズ風のメロディー。何でこの曲はこんなにも素敵なの…。(自分の語彙力のなさに悲しくなる)物語の始まりにふさわしい、豪華で可憐で秀逸なパフォーマンスでした。あぁ、本当に見れてよかった…。ちなみに高地くんがいるのを発見してからは中島さん・佐藤さんを見つつも高地くんをずっと見てた(笑)スク革もいいけど踊ってジャニーズしてる彼も素敵だった。(ビジュが好みだったっていうのもある)

 

大事なことを忘れていた。それは、数々の戦争の記憶。軍服に身を包んだ少年たち…幼い彼らが足並みを揃え、一切のブレもなく音を合わせて真っ直ぐに並ぶ。そこに表情はない。後ろに映るリアルな戦争の映像。乾いた足音、色のない世界。真っ暗な背景にぼんやりと浮かび上がる薄暗い緑とも黄ともつかぬ色。…残酷だった。二度と起こしてはいけない惨劇。今では信じられないような残酷な現実が過去には存在した。それは分かっている。分かっているつもりだった…けれども。映像や歴史の教科書では得られない、舞台として演じるからこそ受け取ることができる、舞台でしか得ることができない恐怖、心の痛みとして襲ってくる悲惨な事実、悲しみ、怒りがそこにはあった。人間が作り上げてきた歴史を辿っているからという理由だけではない、そこにかける確かな思いを感じた。頭の中が真っ白になるようなあの空間・瞬間、劇場にいた皆が息をするのさえやめたのではないかというほど静まったあの時間。忘れられないし、忘れたくない。この景色を胸に私たちは生きていかなければいけないと思うから。

  

殺陣、そして中島さんの狂気。11月、12月になって世界が全体的に重苦しくなり中島さんと佐藤さんがそれぞれの仲間と共に戦う。初めて見た殺陣は圧巻だった。斬られたときに舞い散る紙吹雪。斬る瞬間だけでなく、じっと距離を詰めるときの足さばきや刀の携え方や跳躍の仕方。人それぞれ完成度の違いはあるのだろうけど、どれも軽やかで美しかった。でもやはり何と言っても、佐藤さん中島さんの戦いは迫力が違った。美しさだけでなくそれぞれが抱える想いが刀にまで表れているように錯覚するほど、一振りが重い。動きも、表情も世界に入り込んでいて…美しかった。そして、中島さんが魅せた狂気。戦い続ける中島さんへプロデューサーが「人を傷つけることも助けることもできる」剣を手渡し、使い方を自分で選択しろと言い残していく。剣を受け取った彼は味方であるはずの仲間を傷つけ亡き者にしていき…。赤と黒を基調とした衣装に身を包み、俺は誰にも染まらないと言わんばかりに戦う彼が、狂気に満ちた中島さんが…残酷なほど美しかった。狂気は美しさに華を添える。喜劇だけではないこの世界。彼らが見せた悲劇は、最高に格好良くて息をするのも忘れるほど美しく、それでいて目を逸らしたくなるほど残酷な世界だった。

  

ダブルタッチ、ダンクシュート。Jr.のすごさ、運動能力の高さを見た。このときもずっと高地くんを目で追ってたんだけど(笑)ダブルタッチをやってて、自分が飛んだ直後に縄を受け取って回したりしていて、さらっとやるのがすごいなぁと。あとは他のJr.と目を合わせたり手拍子したり、ダンクのボールを受け取って渡すサポートみたいなことをやってた。最後の全員が協力してやるダンクシュートは圧巻だったなぁ。トランポリンで高く飛んだ彼らがバスケットゴールの板に当てて、また次の人、次の人とボールを繋ぎ最後の人がダンクシュートを決める。失敗しないかとひやひやしたけれど、いやぁ本当にかっこよかった。帝劇が拍手に包まれたのも良かったなぁ。

  

 

第2幕の佐藤さんのソロ曲「まだ見ぬ景色」。好きな曲調で困ったよ…惚れてしまう。パフォーマンスも、設定もよかった。第1幕でお互いに傷つけ合い(おそらく)命を落とした二人を時の旅人が宇宙に連れて来る…という流れで始まるこの曲。客席側に少し出て近づいてくるムービングステージみたいな半透明のステージ。感謝祭の百花繚乱で有岡さんが掴まっていたような、金属の棒を組み合わせて作った立方体みたいなものの中でくるくる回る。ここが普通の世界ではなくどこか不可思議な、怪しい空間であることを強調するような演出。歌っている時の表情も真剣で(良い意味で)険しくて良かったなぁ。ただひたすらかっこよかった。

  

ジュニアコーナーのジュニア内グループの列挙。見るからに若いジュニアがそれぞれバク転、バク宙などを披露する場面が第2幕の始まりの方にあり、その直前にスクリーンに流れた映像。そこには歴代のジュニア内のグループ名があった。Ya-Ya-yah, J.J.Express, B.I.Shadow, Kitty, Hip Hop JUMPなど。(覚えてるのがこのくらいだった)JUMPちゃんがそこで頑張っていた時代を私は知らないし、映像で何回も繰り返し見たことがあるくらいで進行形で応援していた人から比べたら薄っぺらいにも程があると言われそうだけれど。それでも、その名前が目に入った時すごく嬉しかった。ジャニーズワールドはジャニーズの歴史。そこで名前が挙がったということは、デビューをして活躍し、それが繰り返されるのだけがジャニーズの歴史ではないということを暗示している気がして。 オーディションを受けて、ダンスレッスンを受けて、先輩のバックで踊って、ジュニア内のグループに加わることができて。そこからデビュー組に選ばれるか選ばれないか。華やかで輝かしいアイドルという職だからこそ残酷で不条理な現実。…それも含めて、ジャニーズの歴史なんだ、と胸を張って言われたように思えてちょっとうるっときた。

  

えびさまについて。初めて生で観たえびさま、あの人たちは何者なの?ジャニーズ?いや、エンターテイナー、舞台役者、表現者ダンサー、アイドル。どんな言葉を並べたってあれほどのすごいパフォーマンスをする彼らのことを言い表す言葉はきっとないだろう。第一幕で暦を振り返るときは、観客を歴史へ誘うナビゲーターに、舞台役者になる。第二幕では時の旅人として佐藤さんと中島さん、そしてプロデューサーである内さんを見守り時には自分たちがパフォーマンスをする。その振り幅の大きさ、世界観へ引きづり込む表現力、ダンスのしなやかさ。想像以上、そして圧巻。何度でも見たいと思わせてくれるパフォーマンス力、これ誰にも真似できない…。かっこいい曲もあると知れたから、今度CD借りてこようかな。そして叶うのなら彼らの勇姿をもう一度この目で、生で見てみたい。

  

ラスト。プロデューサーの意図に気づいた中島さんが佐藤さんと星空の下歌った曲。プロデューサー、時の旅人と共に踊ったダンス。出演者が揃って踊った怒涛のダンス続き。豪華で、華やかで、しなやかで、美しくて、キラキラしてた。もちろん衣装が豪華…っていうのはあると思うんだけれど。笑顔とか、動きとかが輝いていた。喜劇も悲劇もいっぱいあったジャニーズワールドのラストに相応しい演出だった。

  

最後に。本当にこの舞台を観れてよかった。初めての観劇がジャニワでよかった。

  

感想のためまとまりもないし内容も薄っぺらいものですが、素直な自分の思いを綴ったつもりです。少しだけでもこの感動が、気持ちが伝わったら幸いです。