それがたとえ夢だとしても

これ以上好きにならないなんて 言わないよ絶対

2015年に出会った曲たちへ。

 

ジャニーズ楽曲大賞に便乗して。私が2015年に触れたジャニーズの楽曲にあえてランキングをつけるとしたら…ということで、書き留めておこうと思います。

 

10位 BYAKUYA(NEWS)

 この曲単体でもいいけれど、その前の「Black Jack -inter-」と続けて聴くとその世界観にぐっと引き込まれる。誰もいない、そのはずなのに何者かの気配を感じる怪しい洋館に迷い込んだような気味悪さと、ドキドキ感。サビはコーラスが何重にも重なってまるでオペラのような(観た時ないけどたぶんこんな感じなのかなって)壮大な世界観を創り上げる。伸びやかでいて、それでもどこか危険な匂いを醸し出す手越さんのパートをサビ前に置いたのも傑作だと思う。AメロBメロからサビへ急に盛り上げるわけではなく、Bメロの最後である程度のところまでソロにも関わらず持っていく彼の歌唱力…感服。他のメンバーもいい味が出るようにパート分けされている気がする。

 

 9位 Rise and Shine(嵐)

 個人的な思い入れが強い曲でもある。2015年は大学受験があり、この曲が収録されているシングル「Sakura」を受け取ったのはすべての受験が終わった2日後だった。Aメロの最初が「名もなき旅人よ」から始まるんだよねこの曲。初めて聴いた時、この部分で涙が溢れだして止まらなかった。「名もなき旅人よ 足音は聞こえているか? 迷うときは思い出して 離れていても」これから別々の道を進んでいく、という場所に立たされたときに力強く背中を押してくれた曲。あとは、私が大好きなZARDの「愛しい人よ~名もなき旅人よ~」という曲と同じフレーズが出てきて、そちらも同時に思い出してしまうから好きで仕方ないんだろうな。

 

8位 イン・ザ・ルーム(嵐)

 曲調・世界観がど真ん中。大人の色気だよもう…。落ち着いたメロディーと大人の色気を感じさせる歌詞。だけど(だから、かな)歌声は意外にも淡々としていて、ドライな印象を受ける。本気の恋じゃない、いつ終わってもおかしくない恋。「冷たいドアノブ 止めないよlove song 儚い 夢 愛の跡」がこの世界観のすべてを物語っている気がする。大宮のフェイクも狂おしい気持ちに拍車をかけているようでいい。あと、この曲の始まりの二宮さんのパートが妖しさや冷たさ、儚さ、狂おしい気持ちをどうしようもなく感じさせてしまって…好き(笑)

 

7位 SuperSONIC(NEWS)

 デジタル感が前面に押し出されているこの曲。とにかく前へ!とにかく上を見上げて、遮るものなんかぶっ壊して!…という前向きで強くてノリがよくてかっこいい。「誰も傷つけないように」「誰も傷つけはしない」というメッセージがちゃんと込められていて、ただかっこいい曲で終わらないのがいい。ジャニーズが好きなわけではない友人とカラオケに行って歌っても「かっこいいねこの曲」と言ってもらえて、嬉しかったという思い出も加えてこの順位。

 

6位 3月14日~時計(岡本圭人・山田涼介)

 この曲に関しては思い入れというか言いたいことがたくさんありすぎるので割愛しますが…。このメロディーが、ギターの音が、ハモリの声が、主旋律を歌う声が、優しい歌詞が大好きです。コンサートに行って聴けてよかったと思う曲のひとつ。とにかく愛しい。

trumpnomori.hatenablog.com

 

5位 Boys Don't Stop(Hey! Say! JUMP

 「愛よ、僕を導いてゆけ」→「Come Back…?」「FOREVER」→「真紅」とJUMPさんの曲に堕ちていった流れを一層加速させた曲。最初のフェイクと様々な音が入り乱れてごちゃごちゃしたイントロで心を持っていかれた。名前を見てきっと好きそうな曲だ、とは思っていたけど「え、あのHey! Say! JUMPが…またかっこいいの歌ってる…やばい…」と衝撃の大きさは変わらなかった。あまり声の加工が入るのは好きじゃないけれど、これは別。オス感満載で、すごい勢いで攻めに来るJUMP…それも「きっと僕らには限界なんてない」だなんて。コンサートの演出、特に最後の「Boys Don't Stop…」で背中合わせにやまゆとが顔を寄せて歌う姿がカメラに抜かれた時は、すごいものを見てしまった…最強か…って思ったというのもこの順位の理由。

 

4位  マスカレード(嵐)

 まずイントロ!イントロの疾走感。一気にあがるスピード。サビ前の声が重なり上がっていくところ。ちょっと昔っぽいメロディーに逃避行する男女を描いた歌詞。作詞作曲がHYDRANTさん(cf. 嵐の「truth」「Snowflake」「太陽の世界」をつくった人)ということもあり曲調と歌詞が言いようもないくらいマッチしているし、何より…うん、きっと嵐ファンが好きそうな歌詞なのかなって勝手に思ってる(個人的な意見)。私はライブに参加できなかったので詳しくは分かりませんが、演出では仮面をかぶっていたみたいで。早くライブ映像見たいな。メンバーひとりひとりの声が際立って聴ける、2015年に発表された嵐の曲では一番好きな曲。

 

3位 ChikuTaku(Hey! Say! JUMP

 冒頭のピアノの音色、旋律。最低限の音しかないしんとした中で歌うやぶひか。ハモリ。途端に早まるテンポ。狂おしい想いが込められた歌詞。流れるように重なり合うパート。だいちゃんのとてつもなく爆モテな台詞。コンサートの演出。…そのすべてが最高と言うしかなくて。「キミアトラクション」のカップリングであることを忘れてしまうほどの傑作…。お願いだからジェイストームさんは早くカウコンを映像化してください。ね?歌詞について言うなら、「終わる可能性のある恋に 意味があるのかな」「続くことのない思い出には 意味があるのかな」のあとに自分に言い聞かせるかのように「Maybe Maybe 意味がない」と言うのが切なくて儚くて…どうしようもなく苦しくなる。「続くことのない~」を愛が重い山田さんが歌っていることもただただ秀逸と言うしかない。(それも意味「は」あるのかな、じゃなくて「が」なんだよね。「意味」に限定していてこれまた愛が重い。)

 

2位 我 I Need You(Hey! Say! JUMP

  これだよ、これ。早口みたいで、うるさくて、派手でわちゃわちゃっとしてて…でも、最高に楽しい曲!!C&Rがこんなに楽しい曲に久しぶりに出会ったかもしれない。「ウィーンじゃない?」とかぶっ飛んでいるレスポンスもあるけど、とにかく何もかも忘れて歌える、楽しめる曲。

('A`) (´'▽'`) 「その唇奪っちゃっていいですかぁ~?」 \ いいですよーっ!/

(o・ω・) 「そろそろ本気出しちゃっていいですか~?」 \ いいですよーっ!/ 

 この曲を聴いて、コンサートで盛り上がって、このグループを好きになってよかったって心の底から思った。(大好きすぎて何か月もずっと目覚ましはこの曲)

 

1位 愛よ、僕を導いてゆけ(Hey! Say! JUMP

  はい。堂々の第一位、これ以外に思い浮かばなかった。教会の鐘のような音が鳴りイントロが始まる。どこかセンチメンタルな音、落ち着いているけれどなにか動き出しそうな危うさを秘めているようなメロディー。狂おしいほど恋焦がれる歌詞。もう、「君の心 覗き込めたら たったひとつ確かめてみたい 君へ続く道のどこかに 僕はいるのかな」という歌詞を愛が重いあの方が歌うだけでこんなにもそちらの世界観に引き込まれるものなのか…と、ため息が出るばかり。「君のかじかむ手を温められるのが 僕じゃなくても 僕の未来照らす人は この世界で君だけだよ」なんて、どんなやさしさと重い想いと愛しさがあったら言えるの…。私が一番好きな歌詞はひかるくんが歌う「言葉選ぶほどに 掛け違えたボタンのように逸れてく」というところ。こんなに詩的で綺麗な、それでいて哀しく儚い想いを表現する言葉があるのか…と聴くたびに思う。2015年、この曲に出会えて本当によかった。

 

☆番外編☆

まだ見ぬ景色(佐藤勝利

 強烈に印象に残っているのでランキングに入れるのはもったいない!と思って番外編に。完全にジャニワの影響。ジャニワの第二部(で佐藤さんが出てくる)始まりがこの曲で、その世界観にマッチしていてはっと息をのんだ覚えがある。「どんな場面も前を向くだけ」「Along with fellow」「一心不乱にChallenge」その歌詞の一言一言が、プロデューサーを信じショーを続けようとする、信じようとする彼の心の声のように感じられて…。CDを聴くたびにあの表情・演出を思い出す。「Venture into unknown world」…壮大な音楽も、何か怪しいことが始まりそうなイントロも、一瞬にして姿を消してしまったようなアウトロもすき。

 

Dandelion(嵐)

 どうしても好きな曲だから。嵐はカップリングにいい曲が多すぎる。

trumpnomori.hatenablog.com

 

 

 …と、ここまで書いてきましたが、かなり偏っているし好みが完全に露見する選曲だったなぁと思います。このランキングを見て私が好きそうだなーと思った曲があったらぜひ教えてください(笑)

 

とにかくこの記事は記録として。改めて、2015年ありがとう。

2016年はどんな曲たちに出会うのかな。たくさんの良曲と出会えることを願って。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。