読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

それがたとえ夢だとしても

これ以上好きにならないなんて 言わないよ絶対

ふたつの影。

 

『シャドー…』『シャドー…?』

 

『You're my shadow』

 

おそらくこれを見たあなたならお分かりのはず。そう、前者はHey! Say! JUMPの『真夜中のシャドーボーイ』の曲中の台詞。後者はシングル『Come On A My House』のカップリング曲である『BOUNCE』の歌詞。どちらも大好きな曲。

いつものように音楽プレイヤーで曲を聴いていた時にふと思った。

 「同じシャドーって歌詞が入っているけどきっと意味が違うんだろうな」

 それに気づいたら自分なりに分析…というか解釈してみたくなってこの記事を書いています。それでは参りましょう。

 

それでは先に『真夜中のシャドーボーイ』から。

この曲の中で直接的に「シャドー」と出てくるのは台詞のみのため、その部分のみではうまく意味はくみ取れない。でも、歌詞全体を見て考えると、真夜中に君の元へ行きたいのは自分だし、陰で(もしくは彼女の視線の外側で)彼女を見ているのは紛れもない彼であるから「シャドー=自分(彼)」であると思われる。

台詞の前を見てみると、次のようになっている。

イヤだよ 触らせたり むじゃきに人に媚びちゃ

甘くて酸っぱいとこ 残しておいて

ダメだよ 安売りしちゃ じらして 勝負しなきゃ

丸くて真っ赤な頬 もったいないよ

イントロ明けののっけから「ちょっと来てよ チェリー」などと全体的に「想いを寄せる誰かに語りかける」ような歌詞になっているこの曲で、とくに具体的な抱く思いが載せられている部分だ。そしてその後の台詞。1コーラス目は「シャドー…」、2コーラス目は「シャドー…?」と少し表現が異なる。それをふまえて考えると、個人的見解だが物語はこのよう進んでいる気がしてならないのだ。

想いを寄せる君に問いかけるけれど僕の願いや想いは届かない。手紙か、はたまた感情が高ぶって直接か、彼女に好きだということやサビ前の具体的な想いをぶちまけてしまう。それを自分の部屋で彼女は思い出している。その時に口に出たのが「シャドー…」。時間は流れ(その場面を思い出してどうしたらいいか分からずずっと考えていたら時間が過ぎていて、夜中だったはずが真夜中と呼べる時間になっていた、というイメージ)、電話が鳴る。そこに映った名前は「シャドー…?」。伝えられたことはサビの通り。

歌割も歌い方も何も考えず歌詞の印象だけで想像した物語。だけどひとつ確かなことは「シャドー」をあまりいい意味では使っていないということ。真夜中に愛を伝える自分は「光」ではなく「影」なんだと、そう言っているように思えて仕方がない。

 

 次はBOUNCEを見てみよう。

 この曲では具体的に挙げられている部分が多い。(一部抜粋)

 You are my shadow

離れられない My shadow

笑いかけるよ My shadow

 そして表現的に述べている部分には次のようなものがある。(一部抜粋)

光が映し出すそのシルエット(You're my reflection) 

浮かび上がる君の姿は Myself

僕のことを 映し出すのは My shadow

この曲でははっきりと影は君だ、と述べてしまっている。いつも傍にいてくれる君は、僕の姿を映し出す君はもはや僕自身であって。いつも君のために、跳んでいくよ。準備はいい?と問いかけてくれる。この曲での「影」は全体からもわかるようにきっといい意味だろう。

ここでひとつ古文単語から引用を。

かげ 影・陰 名詞

①(太陽などの)光

②姿・形・面影

③物陰・隠れた場所

④おかげ・恩恵・庇護

(イメージで覚える 改訂版 完成古文単語321. 水野左千夫編. 改訂版第5版, p.194.)

③以外全部の意味が含まれていませんか…?!衝撃的。①なんて2コーラス目のAメロが表現してくれている。なんて曲なんだ…!!と、ただただ感服するのみでした。

 

 最後にまとめを。

同じ言葉でも様々な意味で使われている。表現できる。なんて言葉は素敵なんだ、歌詞とはなんて素晴らしいものなんだと実感した次第です。そしてじゃんぷちゃん。同じ影でも全く違った表情を見せてくれてありがとう。

(全くまとまってない!完全なる自己満でごめんなさい!ここまで見てくださってありがとうございます!)